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2013-02-06

「よくなってきた」と言わない患者さん

年に1、2回ぎっくり腰になって来院される
脳卒中の後遺症で片麻痺になっている方(男性)の話です。
リハビリ施設でリハをがんばりすぎて筋疲労を起こし
ぎっくり腰になって治療に来ます。

 はじめ、歩くのも辛そうに来院され
長く座っていられない状態でした。
その後治療を続けるうちに
治療院のベッドに横になるのが早くなり、歩くのも早くなって
徐々に症状が改善されているのですが
ご本人は「ここが起きる時に痛い」
「筋肉がつっぱる」「ねじると痛い」
「ここの所がまだまだ」とおっしゃるばかり。
どうして悪いところばかり言うのだろう
何か変だな。嫌な人!と思っていました。

 ある日、その方の奥さんも治療に来ていたことがあったのを思い出し
「今、奥さんはどうしていますか?」と聞くと
糖尿病が進んで視力が極度に低下したこと
人工透析をしていること
その体で食事の支度をしていることなど
を話してくれました。
自分の体だけでも不自由さを持って生活しているのに、
奥さんも不自由な体になっていました。
 自分の体も辛く、奥さんも大変と言う状態から
治療に対する不満を言わせているのかな
という風に思いました。
 
私にとって嫌な人であったその人には
心の葛藤や日々の不安があったのです。

それが自分の体や治療に対する不満の
言葉となって出てきているようでした。

 そういう奥にある思いを知ることができた時
私にとって嫌な人は、とてもありがたい人に変わりました。
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